【4 天皇の地位 (3) 天皇制の改廃は、憲法改正手続きで可能】

 日本国憲法第1条後段は、

 天皇の「地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。」 と、定めている。

 「国民の総意」は、憲法の規定する方法によって問われることになるが、憲法改正手続によれば 天皇制を改廃することも可能ということを示している。

  畑  博行  阪本昌成『憲法フォーラム』有信堂高文社,  1994,  43頁