🔸本著書引用
「幸福追及権は憲法に明文規定をもたない『新しい人権』の根拠となる『包括的人権』または『一般的基本権』規定として位置付けられた」
(畑 博行, 阪本昌成 2007)
* 表6参照とあるが、表6には判例がなく、おそらく表5の事と思う。
[表5 幸福追及権に関する最高裁の主要判例]
・昭和23.03.12 《死刑の合憲性》
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=56385
事件番号
昭和22(れ)119
事件名
尊属殺、殺人、死体遺棄
裁判年月日
昭和23年3月12日
法廷名
最高裁判所大法廷
判示事項
一 死刑の合憲性
二 被告人に精神病の懸念があることの主張と刑訴法第三六〇條第二項
裁判要旨
一 死刑そのものは憲法第三六條にいわゆる「殘虐な刑罰」ではなく、したがつて刑法死刑の規定は憲法違反ではない。補充意見がある。
二 原審辯護人が原審公判において、被告人に精神病の懸念があることを主張したに過ぎないときは、刑事訴訟法第三六〇條第二項に規定する事由があることを主張したものとは解せられないので、原判決がその點について判断を示さなかつたからとて判断を遺脱したものとはならない。
参照法条
憲法13條,憲法31條,憲法36條,刑法9條,刑法11條,刑訴法360條2項
全文
全文PDFファイル
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・昭和44.12.24《警察官によるデモ行進の写真撮影》(京都府学連事件)
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=51765
事件名
公務執行妨害、傷害
裁判年月日
昭和44年12月24日
法廷名
最高裁判所大法廷
裁判種別
判決
結果
棄却
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・昭和61.06.11《表現の事前差止の合憲性》(北方ジャーナル事件)
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=52665
事件番号
昭和56(オ)609
事件名
損害賠償
裁判年月日
昭和61年6月11日
法廷名
最高裁判所大法廷
裁判種別
判決
結果
棄却
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他、最高裁判例
裁判例検索
検索条件指定画面
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/search2
昭33.09.10 《海外渡航の自由》
昭45.09.16 《在監者の喫煙 》
昭56.04.14 《弁護士会の前科照会に区役所が応じたことの違法性
平07.12.15 《外国人の指紋押捺制度の合憲性》
平09.11.17 《外国人登録法の合憲性》
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