第 2 章 自然人 2025/1/29分
第 4 節 不在者の財産管理と失踪宣告制度
TESTING
「正しい」なら◯、「誤り」なら☓で答えて下さい。
10.
11.
10.11共
失踪宣告を受けたAの存在が判明し、失踪宣告が取り消された。
取消し前に丙は相続人Cから相続財産を譲り受けていた。
10は、Cが悪意であっても、相手方のBが善意であればBの権利取得は有効。
11は、BC双方善意の見解のほうがどちらか一方が善意より失踪者の利益を最大限に確保できる。
(大判S.13.2.7)
『財産関係の他の善意者保護制度(表見代理制度や即時取得制度)』
[民法]
(権限外の行為の表見代理)
第百十条 前条第一項本文の規定は、代理人がその権限外の行為をした場合において、第三者が代理人の権限があると信ずべき正当な理由があるときについて準用する。
(即時取得)
第百九十二条 取引行為によって、平穏に、かつ、公然と動産の占有を始めた者は、善意であり、かつ、過失がないときは、即時にその動産について行使する権利を取得する。
https://laws.e-gov.go.jp/law/129AC0000000089
〔keyword〕
双方善意 善意者保護制度(表見代理制度 即時取得制度)
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ニュートン司法書士合格対策チーム 編著『NEWTON 合格保証 TLTソフト 司法書士テキスト 1 民法総則』NEWTON, 2008, P64