📘 第 5 章 法律行為 第 2 節 法律行為 2 意志の不存在 [Absence of will] 民法 第93条 (心裡留保) 第94条 (虚偽表示) 第95 条 (錯誤)ーーー民法総則

第 5 章 法律行為 2025/3/12 分


第 2 節 意思表示 1


2 意思の不存在


[意思の不存在]

Absence of will


【心裡留保】

「心裡(しんり)」とは、心の中や表意者の真意を意味する言葉です。

(Google AI)


留保 (法律)  

権利・義務を、残留・保持すること。

(Oxford Languages and Google) 


心裡留保とは?

具体例・有効性・効果などを分かりやすく解説

https://keiyaku-watch.jp/media/hourei/shinriryuho/#:~:text


虚偽表示とは?

具体例・民法のルール・具体例・

善意の第三者保護・意思表示の無効などを分かりやすく解説

https://keiyaku-watch.jp/media/hourei/kyogi-hyoji/


錯誤とは?

民法と刑法における意味・具体例・

要件・錯誤取り消しのルールなどを分かりやすく解説!

https://keiyaku-watch.jp/media/hourei/sakugo/


[民法]


第二節 意思表示

(心裡留保)

第九十三条 意思表示は、表意者がその真意ではないことを知ってしたときであっても、そのためにその効力を妨げられない。ただし、相手方がその意思表示が表意者の真意ではないことを知り、又は知ることができたときは、その意思表示は、無効とする。

2 前項ただし書の規定による意思表示の無効は、善意の第三者に対抗することができない。


(虚偽表示)

第九十四条 相手方と通じてした虚偽の意思表示は、無効とする。2 前項の規定による意思表示の無効は、善意の第三者に対抗することができない。


(錯誤)

第九十五条 意思表示は、次に掲げる錯誤に基づくものであって、その錯誤が法律行為の目的及び取引上の社会通念に照らして重要なものであるときは、取り消すことができる。

一 意思表示に対応する意思を欠く錯誤

二 表意者が法律行為の基礎とした事情についてのその認識が真実に反する錯誤

2 前項第二号の規定による意思表示の取消しは、その事情が法律行為の基礎とされていることが表示されていたときに限り、することができる。


3 錯誤が表意者の重大な過失によるものであった場合には、次に掲げる場合を除き、第一項の規定による意思表示の取消しをすることができない。

一 相手方が表意者に錯誤があることを知り、又は重大な過失によって知らなかったとき。

二 相手方が表意者と同一の錯誤に陥っていたとき。


4 第一項の規定による意思表示の取消しは、善意でかつ過失がない第三者に対抗することができない。

https://laws.e-gov.go.jp/law/129AC0000000089


【画像について】

1.[民法]

第二節 意思表示

(心裡留保)

第九十三条

作成日 2025年3月12日(水)

作成者 Photo Photo 浅田美鈴


[民法]
第二節 意思表示
(心裡留保)
第九十三条
作成日 2025年3月12日(水)
作成者 Photo Photo 浅田美鈴


2.[民法]

第二節 意思表示

(虚偽表示)

第九十四条 

作成日 2025年3月12日(水)

作成者 Photo Photo 浅田美鈴


[民法]
第二節 意思表示
(虚偽表示)
第九十四条 
作成日 2025年3月12日(水)
作成者 Photo Photo 浅田美鈴


3.[民法]

第二節 意思表示

(錯誤)

第九十五条

作成日 2025年3月12日(水)

作成者 Photo Photo 浅田美鈴


[民法]
第二節 意思表示
(錯誤)
第九十五条
作成日 2025年3月12日(水)
作成者 Photo Photo 浅田美鈴


4.取引の安全から

法律行為の効力に

調整規定を設ける。

民法 第93条, 第94条, 第95条

作成日 2025年3月12日(水)

作成者 Photo Photo 浅田美鈴


取引の安全から
法律行為の効力に
調整規定を設ける。
民法 第93条, 第94条, 第95条
作成日 2025年3月12日(水)
作成者 Photo Photo 浅田美鈴


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ニュートン司法書士合格対策チーム 編著『NEWTON 合格保証 TLTソフト 司法書士テキスト 1 民法総則』NEWTON, 2008, PP103-104